雷が鳴ると雨が降るようなイメージがありますが、何か関係はあるのでしょうか?
もし雷によって感電してしまったらどうなるのでしょうか?
この2つのテーマについて、話を進めていきたいと思います。
雷がなると雨が降る関連性はどこにあるの?
雷の元となっているのは、氷の粒です。
この氷の粒がこすれあったり、ぶつかったりして静電気が生じます。
限界に達した電気を放電する頃に、上昇気流が弱いと氷の粒が解けて地上へ落下します。
これが雷の際に、雨が降ると言われる理由です。
ですから、本当は放電されると同時に雨も降っているのです。
しかし、光のスピードは雨のそれよりも速いため、雷の後で雨が降ってくるように感じてしまうのです。
大量の水分を含んだ雲ですので、ゲリラ豪雨のような短時間での激しい雨になることが多く見られます。
雷によって感電してしまったらどうなるの?
心停止や心拍が不規則になる場合があり、呼吸が停止することもしばしばあります。
心拍は自然に再開することもありますが、呼吸が再開しないと酸欠状態になります。
通常は意識を取り戻しますが、外傷を受ける前に起こったことを思い出すことができません。
被害者は、人格が変わることもあります。
鼓膜が破れることもよく見られます。
眼の外傷の多くは白内障などを発症します。
両脚が一時的に麻痺して青白くなり、感覚を失うことがよくあります。
皮膚にまったく傷が見られなかったり、羽毛状の枝分かれした型を示す軽度の火傷が見られたりします。
アメリカでは、暴風雨災害による死亡原因の第2位を落雷が占めています。、
毎年約30~50人が死亡し、その10倍の人がけがをしています。
まとめ
落雷の後に雨が降る原因は、上昇気流が弱いため氷の粒が解けて落下することでした。
雷によって感電してしまったら、即死することよりも生存することが高いことが分かりました。
少しでも雷に関する知識を増やして、今後に生かしていきたいものですね。