雷の音が好きな人は、どちらかと言えば少数派だと思います。

では、動物はどうでしょう?

ペットとしてよく飼われている、犬や猫と雷の関係について紹介していきます。

犬が雷の音に平気でいられないのはなぜ?

我が家も犬を飼っていましたが、雷がなると身をかがめ尻尾を丸めていたのを思い出します。

犬がこのような状態に陥ってしまう理由は2つあります。

1つ目は、身を守るための本能が高く備わっているからです。 

2つ目は、ずば抜けた聴力をもっているからです。 

犬は人間よりも400倍遠くの距離の音を聞き取ることができます。

それに加えて、高い音に関しては、人間の4、5倍もの音域を聞き取ることができます。

犬にとっては、雷の音というのは、耳元で爆弾が爆発するようなものでしょう。

雷の音を聞いて、次のような行動をとったら「雷恐怖症」かもしれませんね。

その場から前脚をばたつかせ脱走しようとする、呼吸が荒くなる、嘔吐するなどです。

猫は雷の音は平気なの?

犬 猫 雷 平気

猫も実は、雷の音が苦手です。

猫の耳をよく観察すると分りますが、パラボラアンテナのように方向を変換することができます。

人間とは違い、猫の耳には筋肉が集まっているため、聞きたい方向に耳を向けることができるのです。

平常な状態であれば、耳はピンと立っています。

しかし、雷などの大きな音が突然、聞こえると急に猫の耳が折れ曲がり、伏せた状態になります。

このような状態は、「恐怖を感じた」場合に見られる行動と言われています。

特に猫は、突発的に鳴る大きな音を好みません。

猫は聴覚が発達しているため、大きな音がストレスになってしまいます。

ゴロゴロとなったとき強い恐怖感を覚え、恐ろしいという気持ちが耳の動きとなって現れました。

耳を塞ぐことで、大きな雷の音を少しでも緩和し、ストレスを減らそうとしているのです。

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まとめ

いくら動物であっても人間と同じで雷の音が苦手なようです。

ただし、人間とは異なり、犬も猫も聴力が優れているゆえに生じる反応のようです。

自宅で犬や猫を買っていらっしゃる場合は、雷がなったら温かい気持ちで接してあげてくださいね。

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