雷に打たれることでギネスに登録された人がいることを知っていますか?

アメリカ人のロイ・サリバン(Roy Sullivan)こそ、その人です。

その数奇な運命について、今回は紹介していきたいと思います。

雷が落ちやすい男性!

アメリカでは、暴風雨災害による死亡原因の第2位を落雷が占めています。、

毎年約30~50人が死亡し、その10倍の人がけがをしています。

なんと7回も被雷し、無事だった男性がアメリカにいたのです。

そのためいつしか人間避雷針と呼ばれるようになりました。

1回目は1942年のこと、仕事中に足へ雷が落ち、足の親指の爪を失いました。

2回目は、1969年、運転しているトラックに雷が直撃しました。

雷 男 落ちやすい

幸いにも眉毛を焦がした程度の軽症だったようです。

これ以降、落雷の頻度が加速していきます。

3回目は、1970年、自宅で手紙をとりに庭を歩いているときに雷が落ちました。

奥さんが裏庭で洗濯物を干していたようで、サリバンは左肩に怪我を負い、奥さんも軽症を負いました。

4回目は、1972年、職場に雷が落ち、髪が燃える被害を受けています。

5回目目は1973年8月7日。

彼は職務中に、低い雷雲が作られるのを発見し、トラックから降りましたところへ、落雷が起こりました。

その様子を「LIGHTNING, NATURE’S STRIKE FORCE」のインタビューで次のよう述べています。

「私は、稲妻が雲から撃たれるのを実際に見ました」

「そして、まっすぐ、私のところへ来ていました」

6回目は、1974年6月5日、職務中に雷雲を見て逃げようとするも、左の脛を負傷しました。

7回目は、1977年6月25日で、この落雷がもっとも重症だったようです。

釣りをしているときに直撃し、胸と胃に怪我を負いました。

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まとめ

まさに事実は小説よりも奇なりの格言の通り、にわかに信じられないことがあるものです。

これほどまでに特定の人物にだけ被雷する何か特別な理由があるのでしょうか?

しっかりと雷に対する予備知識を持ってアウトドアやスポーツを楽しみたいものですね。

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