よく言われていますが、車は鉄板のかたまりです。

この中にいて、落雷に遭っても大丈夫な理由はあるのでしょうか?

今回は、その謎に迫っていきたいと思います。

落雷した時に安全でない場所は?それはなぜ?

背の高い木の近くや山頂にいる場合、あるいは屋外にいて周りに隠れるところがない場合です。

これらに共通して言えるのは、周りのものよりも高いということです。

雷雲の中では、下敷きで髪の毛をこすったような状態が長く続いており、これよりももっと激しいです。

雲の上部には細かい氷の粒が電気的にプラスの性質の状態です。

雲の下部には大きな氷の粒が電気的にマイナスの性質をもち存在しています。

プラスとマイナスは引き合おうとしますが、空気は電気を通しません。

プラスとマイナスのエネルギーは、どんどん膨らんでいき、はち切れそうになります。

地上は上空に比べると電気的にプラスです。

そこへ向けて、いよいよ耐えきれなくなった電気エネルギーのかたまりが落ちてきます。

つまり、雲が電気的なバランスをとるために地上へ雷は落ちてくるのです。

ですから、背の高い場所は最も電気エネルギーを引き寄せやすくなってしまいます。

落雷した際に車内の中が安全なのは、なぜ?

雷 車 安全 なぜ

車に雷が落ちても電気は車の鉄板でできた外側を通って地面へ逃げます。

慌てずに、車の窓が閉まっているか確認してください。

窓が開いていると、車内へ雷が侵入する危険性が高まります。

金属製の貴重品は、念のためすぐに取り外すようにしてください。

屋外にいて隠れる場所がない場合は、高い建物、電信柱などから4m以上離れるようにしましょう。

足の踵をそろえ、爪先立ちでしゃがむと接地面積が狭くなり、通電する可能性も低くなります。

高い木がそばにある場合、木の下に避難するのは非常に危険ですからやめましょう。

スポンサードリンク

まとめ

落雷に遭った場合に危ないのは、高所にいる場合です。

たとえ平地にいても、周りに背の高いものがなければ人に落ちる危険があります。

車内に避難したり、屋外にいる場合は、もしもに備えた姿勢をとるようにしましょう。

スポンサードリンク