今回は雷の意外性に迫りたいと思い、上記の2つとの関係について調べました。
雷の発生と気温にどのような関係が見られるのでしょう。
雷の発生と体調の変化にいったいどんな関係があるのでしょう。
雷と気温の関係は?
地上と積乱雲の温度に関連が見られます。
積乱雲内において、雷の元となる氷の粒が作られるのは、気温が-10℃になる時です。
このような状態になると、氷の粒はプラスとマイナスの電気を帯びるようになります。
地上と上空の温度差は‐40℃くらいあると考えて話を進めていきます。
夏の時期は、地上気温は35 ℃くらいですから、積乱雲の中の温度は-5℃となります。
このような場合、上空から10㎞ほどまで成長した積乱雲は雷をともなった雨雲です。
夏の大きく成長した積乱雲では、数百回から数千回にもおよぶ活発な雷活動が特徴です
一方、冬の積乱雲は高さが3㎞~4㎞ほどの雪雲ですから、雲の内部が-10℃になるとは考えられません。
例えば、地上の気温が‐15℃であれば、雲の中はさらに低いですから電離活動も行われません。
そのため、北海道ではたくさん雪は降りますが、落雷はほとんど観測されません。
雷と腹痛の関係は?
雷恐怖症の人は、雷鳴を聞くだけで不安になります。
症状としては、震える、叫ぶ、汗をかく、パニック、尿意、吐き気、心拍上昇などです。
さらに、雷恐怖症に特有なのが、一人の時は症状が悪化しますが、他者がいると落ち着くことです。
また、多くの人は雷鳴が聞こえないように、ベッドの下などの安全だと感じる場所に隠れます。
あるいは、自分の耳を塞いだり、窓をカーテンで閉め切ったりするようです
原因はまだ解明されていませんが、次のようなことがよく指摘されています。
幼い頃に事故にあって痛い思いをした経験や、どこかから転落した、何かに激しくぶつかった、
動物に噛まれて大怪我をしたなどの経験が恐怖症の原因になるようです。
実際に、事故に遭ったり、目撃したりしたことで、大きな音が苦手になってしまったという人もいるそうです。
まとめ
雷はいついかなる時でも発生するものではなく、温度による条件が存在していることが分かりました。
雷恐怖症の人に出会った場合は、落ち着くまでそばにいて優しく接してあげてください。