入道雲が印象的な日本の夏ですが、夏と言えばよく雷が落ちます。

一年を通して落雷による被害は後を絶ちませんが、特に夏場は雷が落ちる件数が増える最大の時期です。

海で泳いでいて、サーフィンに興じていて、テニスや野球などに興じていて、落雷による事故も起こっています。

そこで雷が海に落ちた場合をテーマにして話していきたいと思います。

海で泳ぐ際に雷で感電することはあるの?

サーフィンを楽しんでいる人や海辺に落雷があると、周囲の海中に電流が広がります。

海水は電気をよく通すので、その周囲ほぼ20mは危険です。

感電しておぼれてしまう危険性があります。

落雷の危険を感じたら、できるだけすぐに浜辺にあがり、避難してください。

水中では動きが鈍いので、早めに避難しないといけません。

海面に落雷があって、周囲で泳いでいた人が感電したという事故が何件も起こっています。

雷の直撃を受けなくても、落雷の電流で感電すると、人は口から泡を吹いて、痙攣します。

体の自由がきかなくなるため、海水を飲んで、おぼれてしまったり、パニックに陥ったりします。

陸地よりも危険度がより高くなるわけです。

雷 海 泳ぐ 感電

海に雷が落ちたらどうすればいいの?

すぐに海からあがりましょう。

しかし、砂浜も運動場と同じように人間以外の高いものが周りにないので危険です。

落雷には素材の違いよりも、高低差が大きく関係しているからです。

高い位置にあるものに、落ちる傾向が強く見られます。

ですから、そのまま砂浜からすぐに逃げましょう。

なお逃げ場がない場合は、すぐに靴を履いて、できるだけ体勢を低くして雷避けのポーズをとります。

両手で耳を塞ぎ、踵どうしを宙でピタリとつけ、三角形を作ります。

爪先で体の重さを支え、両足の爪先と踵でアーチ状の体勢を作ります。 

これは地面との接地面積を少なくし、もし通電しても踵を通して地面へ流れるようにするためです。

スポンサードリンク

まとめ

海に雷が落ちたら、通電する可能性が高くなってしまいます。

できる限り早く浜辺へと移動し、その場から離れましょう。

逃げ場所がない場合は、雷避けの体勢をとるようにしましょう。

スポンサードリンク