雷が怖いから仕事が手につかないという人はいませんか?
あまり知られてはいませんが、「雷恐怖症」というものが存在しています。
英語圏の米国では、「動物恐怖症」、「高所恐怖症」に続き、3番目に位置しています。
今回は、これをテーマに話を進めていきたいと思います。
雷恐怖症っていったい何なの?
雷恐怖症の人は、雷鳴を聞くだけで不安になります。
症状としては、震える、叫ぶ、汗をかく、パニック、尿意、吐き気、心拍上昇などです。
さらに、雷恐怖症に特有なのが、一人の時は症状が悪化しますが、他者がいると落ち着くことです。
また、多くの人は雷鳴が聞こえないように、ベッドの下などの安全だと感じる場所に隠れたり、
自分の耳を塞いだり、窓をカーテンで閉め切ったりするようです。
雷恐怖症に陥る原因とは?
詳しいことはよく分かってはいません。
幼い頃に事故にあって痛い思いをした経験や、どこかから転落した、何かに激しくぶつかった、
動物に噛まれて大怪我をしたなどの経験が恐怖症の原因になるようです。
実際に、雷恐怖症の人の中には、昔事故に遭ったり、事故を目撃したりしたことで、
雷だけではなく大きな音が苦手になってしまったという人もいるそうです。
雷恐怖症を克服するためには?
克服する手段として、次の2つを挙げることができます。
1つ目は、荒療治になりますが、雷に慣れることです。
自分が恐怖を感じるものに対してなるべくたくさん関わることが恐怖症の克服の近道だそうです。
2つ目は、カウンセリングを通して、雷になぜ恐怖を感じるのかを自分で理解させるものです。
まとめ
耳慣れない言葉でしたが、当事者にとってはとても深刻でしょうね。
少しでも認知度が高くなるといいですね。私もまず知ることができて良かったです。