子どもの頃に、こんな疑問を抱いたことはありませんか?

「雷はなぜ音が鳴るのだろう?」・「雷はなぜ光るのだろう?」・「雷はなぜ朝ではなく夜に落ちるのだろう?」

これら3つの疑問について、少しずつ説明していきたいと思います。

雷はなぜ音が鳴るのだろう?

空気に抵抗して、進んでくるときに空気が膨らみ激しく振動するから音が鳴ります。

雷の元となる雷雲は2つの性質をもった氷の粒でできています。

上部には電気的に「+」の小さな氷の粒が集まり、下部には電気的に「-」の大きな粒が集まっています。

プラスとマイナスは互いに引き合おうとしますが、空気は電気を通しません。

どんどん電気エネルギーはたまっていき、行き場を失ったそのかたまりは地上へ落ちる際に、空気に全力で抗います。

その時に生じるのがあのゴロゴロという音です。

地上は電気的にプラスだから、電気的な安定を図るために雷が落ちます。

雷はなぜ光るのだろう?

先ほど上で説明したように、雷雲の中には2種の氷の粒が存在しています。

それらの粒がこすれたり、ぶつかったりして静電気が生じるのです。 

冬場にセーターを脱ぐ際に、一瞬バチっと音を立てて、光が見えることがあります。

この現象をもっともっと大きくしたものと考えると分かりやすくなります。

雷 なぜ 音 鳴るのか 光る 夜

雷はなぜ朝ではなく夜に落ちるのだろう?

朝は地表の熱が奪われた状態で、冷え切っています。

雷雲を作るのに必要な上昇気流が生じることはありません。

ですから、大気の状態が不安定な夜間に雷が落ちやすいと言えます。

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まとめ

雷鳴は空気に抗う際に生じる音、雷光の正体は静電気、

夜に落雷が多いのは上昇気流が関係していることが分かりました。本当に奥が深いですね

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