雷と言えば夏の入道雲と対のようなイメージがあります。

しかし、最近は以前に比べて落雷の件数が増加しているようです。

今回は家の中へ落雷した場合について、考えていきたいと思います。

風呂場で雷に感電することはあるの?

開けた場所に立っている時よりも落雷に遭う確率は低いですが、ゼロとは言えません。

風呂に入っていて、雷に遭い感電する可能性は充分に考えられます。

家にある水道管や排水管などの金属管などから電気が流れ、屋内に高電圧が入ってしまうことがあります。

雷が鳴っている時に、入浴は水道管から伝わる電気により感電してしまう危険がありますので、避けてください。

もし、入浴中に近くで起こったら、米国で推奨されている「雷しゃがみ」(Lightning Crouch)の体勢をとりましょう。

まず、なるべく身を低くして、頭をかがめるようにすることです。

次に、両手で耳を塞いで、大きな音から耳を守りましょう。

そして、両足の踵どうしを重ね、Vの字を作ります。

これは、もし通電したとしても踵が電流を逃すアーチの役割を果たし、地面へと流すようにするためです。

最後に、バレリーナのように爪先立ちをして、その場にお尻をつけずに座ることです。

これは、地面との接地面を最小にし、侵入経路を狭めるための工夫です。

落雷に遭ったら、家の中のものは感電しないの?

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外にいるよりも家の中にいる方が、いくらか安全ではあります。

しかし、場合によっては家の中に雷が流れ込むことがあります。

ゴムなどには電気が流れることはありませんが、家にはアンテナ線などの金属製の配管や配線などがたくさんあります。

家の中を伝ってきた雷は、過電流や過電圧によって電化製品が故障する原因となることがあります。

ですから、雷が鳴ったらできるだけパソコンなどの家電製品のコンセントを引き抜きましょう。

できるだけコンセントや配線などから離しておくといいそうです。

仕事が忙しくて大変な方は、雷ガードが付いているコンセントを使うのもいいかもしれません。

雷が鳴ると一瞬部屋が暗くなったり、停電したりしたことがあると思います。

パソコンなど精密機器はこれらの影響を受けやすいので、しっかりと対策をしておきましょう。

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まとめ

家の中にいても落雷した場合は、どうやら安全とは言い切れないようです。

特に、エアコンやパソコンなどの電化製品は雷対策を行っておくことをおススメします。

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