雷が鳴った後で、電子機器などが動かなくなったことはありませんか?
これを雷サージと呼び、雷により一時的に発生する過電圧および過電流が原因で起こります。
今回は、雷サージとその対処法について話を進めていきたいと思います。
雷サージっていったい何?
落電した場所だけではなく、雷の発生した周辺に大きな電圧や電流が発生します。
この状態を雷サージと呼びます。
その影響により、電線・電話線・テレビアンテナ線など外部とつながるケーブルを通して、パソコンや家電製品などに強い電流が流れてしまい、破損させてしまいます。
家庭にはブレーカーが備え付けられていますが、落雷時の過電圧や過電流には対応していません。
雷サージを未然に防ぐためにできることは?
ある統計によると落電の数は、7月と8月が最も多いそうです。
ですから、夏が来る前にはその対策を行っておく必要があります。
そこで予め簡単にできることが2つあります。
1つ目は、雷警報が出たら電化製品のコンセントを電源から抜くことです。
退職した方ならまだしも、これはあまり現実的な方法とは言えませんね。
そこで、2つ目の雷サージ対応タップを使うことをおススメします。
1、2個口から差し込み口の多い電源タップまで、さまざまなものがあります。
ネットで検索をかけたところ、安いものは600円前後で販売されています。
これによって100%の安全を保障できるものではありませんが、保険をかけておきましょう。
まとめ
雷の影響でもたらされる「雷サージ」という現象に対して、
事前に対応できることは、夏が来る前に雷サージ対応タップを購入することです。
このような現象があることは知っていましたが、詳しくは知りませんでした。
特に、職場でパソコンを使われる機会が多い方は、タップの種類を確認してみてください。