雷に打たれることでギネスに登録された人がいることを知っていますか?
雷が放たれる直前の光景を目にした人でもあります。
アメリカ人のロイ・サリバン(Roy Sullivan)こそその人です。
その数奇な運命について、今回は紹介していきたいと思います。
サリバンが受けた7回の落雷について
1回目は1942年のこと、仕事中に足へ雷が落ち、足の親指の爪を失いました。
2回目は、1969年、運転しているトラックに雷が直撃しました。
幸いにも眉毛を焦がした程度の軽症だったようです。これ以降、落雷の頻度が加速していきます。
3回目は、1970年、自宅で手紙をとりに庭を歩いているときに雷が落ちました。
奥さんが裏庭で洗濯物を干していたようで、サリバンは左肩に怪我を負い、奥さんも軽症を負いました。
4回目は、1972年、職場に雷が落ち、髪が燃える被害を受けています。
5回目目は1973年8月7日。
彼は職務中に、低い雷雲が作られるのを発見し、トラックから降りました。トラックに雷が落ちました。
その様子を「LIGHTNING, NATURE’S STRIKE FORCE」のインタビューで次のよう述べています。
「私は、稲妻が雲から撃たれるのを実際に見ました」
「そして、まっすぐ、私のところへ来ていました」
6回目は、1974年6月5日。
職務中に雷雲を見て逃げようとするも、左の脛を負傷しました。
7回目は、1977年6月25日で、この落雷がもっとも重症だったようです。
釣りをしているときに直撃し、胸と胃に怪我を負いました。
まとめ
雷に打たれる確率は、1/10,000,000です。7回とは、ほとんどあり得ないことと言えるでしょう。
ほとんどあり得ない確率なのに、サリバン氏がこれほど打たれたのには理由があるのでしょうか。
さすがに、これだけ打たれると精神的にも追い込まれてしまいますよね。
なんと彼の最期は自殺でした。