よく雷鳴が聞こえたら避難した方がいいと言われることが多いです。
では実際に雷との距離がどのくらい近くになると危険なのでしょうか?対策はないのでしょうか?
今回は、この点について少しずつ紹介していきたいと思います。
雷の音が聞こえたということは?
雷鳴が聞こえたということは、半径14㎞以内で雷が発生しています。
つまり、半径14㎞以内は落雷の危険性があります。
雷雲の移動する速さは、時速5km~時速40kmと言われています。
ですから、進んでくるスピードが速いと20分くらいで雷が来る可能性があります。
雷の音が聞こえたら、すぐに安全なところへ避難しましょう。
雷と今いる地点の距離の求め方は?
雷が光ってから音が聞こえてくるまでの時間をもとに計算で求められます。
音の速さは1秒で340m進みます。
これを使って、聞こえてくるまでにかかった時間(秒)×340m/秒で求められます。
どんなところへ避難したらいいの?
まず、車に避難しましょう。
車に雷が落ちても電気は車の外側を通って地面に流れます。
その際は、必ず車の窓をしっかりと閉めましょう。
開いていると中へ雷が侵入するおそれがあります。
外にいて隠れる場所がない場合は、高い建物、電信柱などから4m以上離れ、足をそろえてしゃがめば比較的安全だと言われています。
高い木が近くにある場合、木の下に避難するのは非常に危険ですからやめましょう。
な、な、なんと雷が直撃したときの致死率は80%と言われています。
雷は非常に危険ですので、近づいてきたらすぐに安全なところへ避難しましょう。
まとめ
雷は思った以上に速くて驚きました。しっかりと対策を知っていれば、心強いですね。
雷の多くなる季節の前に、家族で対策方法を確認しておくといいですね。