夏になると心配になるのが雷、好きという人は少数派だと思います。

いったいどんなところに落ちるのでしょうか?

車の中にいれば安全なのでしょうか?

これらの問いについて、回答していきたいと思います。

雷が落ちることの多いワースト3!

まず、高い木のそばにいる場合です。

次に、山頂や尾根にいる場合です。

最後に、野球場や陸上競技場など、人以外の高いものがない場所です。

3つに共通することは、「高い」場所、あるいは周りに高い物体が見当たらない場所です。

雷の元となる雷雲は2つの性質をもった氷の粒でできています。

上部には電気的に「+」の小さな氷の粒が集まり、下部には電気的に「-」の大きな粒が集まっています。

プラスとマイナスは互いに引き合おうとしますが、空気は電気を通しません。

どんどん電気エネルギーは蓄積され、行き場を失ったかたまりは地上へ落ちる際に、空気に全力で抗います。

その時に生じるのがあのゴロゴロという音です。

地上は電気的にプラスだから、電気的な安定を図るためにできる限り空中に近いところへ雷が落ちます。

ですから、高いところの方がより落雷が発生しやすいのです。

車の中に雷は落ちるの、それとも落ちないの?

雷 車 落ちる 落ちない

車に落雷することはありません。 

厳密には、車のボディを通電しますが、車内へ侵入することは考えられません。 

ただし、オープンカーなどのように電気の逃げ道がない車の場合は、感電するおそれがあります。

たとえ、車に雷が落ちたとしても、電気は車の外側の金属部分を通って地面に逃げます。

その際は、必ず車の窓をしっかりと閉めましょう。

開けたままにしていると中へ雷が侵入する可能性が高くなるので、くれぐれも注意してください。

金属製のものを身につけている場合は、取り外すとより安全です。

車内で避難する場合は、念のため中央に身を潜めるようにしておくと、さらに安心です。

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まとめ

雷が落ちやすいのは、周りよりも高いところ、それがたとえ人であっても周りが低ければ落ちる可能性はあります。

車のボディが電気を逃がしてくれるので、雷が鳴ったら車の中へ避難しましょう。

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