子どもだけではなく、大人であっても苦手な人が多い雷です。

今回は雷に関する2つの疑問について答えていきたいと思います。

雷の発生源はどこから発声するのでしょうか?

窓を開けたままにしておいても、雷による影響はないのでしょうか?

雷のもととなる電気はどうやって生じるの?

地表や海面の水蒸気が太陽の熱で温められ、水蒸気となり上空へ上っていきます。

水蒸気は軽いため浮かびあがり、上空の細かいちりなどを核にして雲ができます。

上空はとても寒く、水蒸気はやがて冷やされ氷の粒のかたまりとなります。

空気の流れにより、氷の粒はこすれたり、ぶつかったりして静電気が生じます。

大きな氷の粒はマイナスの電気を帯び、雲の下にたまります。

雲の上には、プラスの電気を帯びた小さな氷の粒が集まります。

空気は電気を通さないため、どんどん電気は膨らみ、やがて地表へ向けて雷が落ちます。

下敷きで髪の毛をこすった際に生じる静電気が、実は雷のもととなっていたのです。

雷 家の中 電気 窓

落雷した場合に、家の中にいて窓を開けたままにしていたら?

とても危険ですから、雷の音がしたらすぐに窓を閉めましょう。 

近くに落雷した場合、雷電は家の外側、壁などを伝って流れてくると言われています。

ですから、落雷した場合に壁のそばにいるようなことは避けましょう。

もしかしたら、被雷してしまう可能性が考えられます。

できれば、壁から1m以上は離れておくと安心です。

落雷した地点の周辺にある電線や電話線、アンテナなどに発生する大きな電圧や電流のことを誘導雷といいます。

誘導雷は電線などを伝って家屋の中へ侵入することで、家電製品に被害をもたらします。

見た目では損傷が見られなくても、機器の中の部品が損傷していることがあります。

その影響は数キロ先にまで及ぶとも言われ、近くで雷が鳴ったら、誘導雷の危険性があります。

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まとめ

雷の電気の源は、上空で氷の粒がこすれ合うことで生じる静電気であることが分かりました。

窓を開けたままにしておくと、落雷のときに被雷する危険性を高まることになります。

雷が来ても大丈夫なように、電化製品への対応策をしておくといいかもしれません。

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